大阪市内の津軽三味線民謡教室、謡遊会の遠藤小百合です♪
6月11日(日)、
第27回西日本秋田民謡大会が尼崎市立小田南生涯学習センターで開催されました。
私は唄の方の伴奏をしたり、三味線部門で歌ったりと、大会の専属伴奏というかたちで参加させて頂きました🎶
そして、実は三味線部門(唄付け)は今回の大会から新設されたもので、
曲目は「長者の山」「生保内節」「秋田荷方節」の3曲。
歌い手さんに合わせてどれだけ良い伴奏ができるか?を競う部門です。
私のお弟子さんも秋田荷方節の唄付けで出場したのですが、優勝は逃したとはいえすごく良い唄付けができていたのではないかと思います♪
次の機会までまた一緒に頑張っていきましょうね♪
では最後に、もっと秋田民謡を楽しみたいという方に向けて、上に挙げた3曲について私が普段気を付けていることをワンポイントで書いていきます。
何かの参考にして頂けたら嬉しいです♪
⭐︎長者の山
祝い唄。言葉を切らずにゆったり歌うようにすると良いです。
三味線も同じで、間(ま)を持って音を切らない感じで弾いていくとGOOD!
⭐︎生保内節
秋の豊年を喜ぶ唄とされていて、静かさの中にも強弱がある民謡です。
三味線は、やはり間を持って、淡々と弾くと良いと思います。
⭐︎秋田荷方節
この唄は他の秋田民謡とは節使いが少し違うところがあり、かなり難易度の高い民謡です。
歌い手は自分の好きな長さで歌うので、
三味線を弾くときは唄をしっかり聞いて、一定のリズムで弾いていくことを心がけると良いと思います。
また、「このメロディーが来たらこの三味線を合わせていく」というキメのポイントが何ヶ所かあります。
つまり唄を分かっていないと、唄に三味線を合わせることができません。
秋田荷方節は、唄も三味線も唄付けもとても難しいです(笑)
三味線を覚えてそれで楽しむのも良いですが、唄付けが出来れば三味線を弾く視野が広がり、もっと楽しくなると思います🍀
ご興味のある方はぜひ大会にも参加してみてくださいね🎵
謡遊会
遠藤 小百合
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